七尾の未来を思う会員募集中! 詳しくはこちら

Reraise
~コミュニティのためにできること~

新型コロナウイルス感染症が5類に移行し石川県の様々な地域経済も少しずつ希望が見えてきたように思えていましたが、ウクライナ問題や円安による物価の高騰など様々な要因によって日本経済には不確実性の波がいまだ押し寄せています。その中でも特に地方経済は未だに厳しい状況下にあると多くの人が感じていることでしょう。そして忘れることが絶対にできない「令和6年1月1日16時10分」に発生した能登半島地震。珠洲市・輪島市・能登町・穴水町そして我々の息づく七尾市が甚大な被害を受けました。今年度七尾YEGは震災によって受けたダメージを許容し新たなコミュニティのために何ができるのかを考え、行動する年となります。

杉野会頭を筆頭に正副会頭は我々若い世代に大きな期待を寄せると言われました。これに応えるべく、我々は親会と今まで以上に連携して自分たちのできることを積極的に考え実践していくべきであると考えます。さらには親会とだけでなく、広域の交流・連携も必要と考えます。県内外の青年団体や地域と交流・連携し、奥能登へ復興の輪を拡大していきます。また今年度は七尾YEGより高橋県連会長を輩出いたします。スローガン「仲間と共に荒野を行け~全国大会のレガシーを引き継ぎ、復興につなげる~」の元3つの委員会が立ち上げられ、七尾YEGより出向する6名の理事・代議員が委員会配属され、様々な事業が計画されます。県連ともより一層連携協力し、コミュニティの復興につなげます。

 我々七尾YEGは、地域を支える青年経済人として研鑽に努めなければならない団体です。震災からの復旧や復興を進めていくうえで、自己・自企業・自地域のための研鑽の歩みを止めてはならないと考えております。これからの能登・七尾にとって我々が先導者となっていくために何ができるか、何をしなければいけないのかを学び・考え・実践し時には失敗をしても前に進み、研鑽を重ねコミュニティに還元し発展していきます。それと同時に七尾YEGとは何なのか、その存在や活動を知ってもらわなければなりません、様々な媒体を利活用し単年度だけでなくメンバー全員が単会の情報だけでなく、自企業・自地域の様々な取り組みや情報の発信を行えるようにスキルを付けなければならないと考えます。使えなくても困りませんが、使えればやれることの幅が広がります。今年度設置する委員会ではこれらの目標を達成するための事業を行います。

研鑽委員会:研鑽・研修・講演。どのような手段を用いても良いので、自己・自団体・企業の資質向上や知識向上事業を行います。

交流委員会:自単会のメンバーだけでなく、他団体との交流事業やコミュニティに還元できる事業を行います。
広報総務委員会:通年の総会・臨時総会だけでなくSNSを活用するためのスキルを身に着ける事業を行い、メンバーが自社・自地域の情報をうまく発信できるようにします。

「Reraise」
今年度スローガンを考え始めた当初は、全く別の言葉を考えておりましたが震災を受け、復興にあたって自分やYEGは何をしなくてはならないのかを考えました。考えていくうちにReconstructionではなくReraiseに行きつきました。Constructionはどちらかというと建築的な意味合いが強くRaiseには行動的な意味合いが強かったからです。自分も含め考え・実践することでコミュニティのために行動しましょう。

最後に未熟な私ですが、今年度七尾YEGの為、地域そして各企業の為に行動して参ります。皆さんも今の自分たちの交流・研鑽は未来のコミュニティのためにあるという想いで大変困難な一年になるかと思いますが、一年間頑張っていきましょう。どうぞよろしくお願い致します。

*YEGは商工会議所青年部の略称です。
*県連は石川県商工会議所青年部連合会の略称です。

七尾商工会議所青年部
令和6年度会長 田尻 大輔

Facebookで情報発信中

YEGとは?

若き企業家集団 YEGとは、商工会議所青年部の英語名 Young Entrepreneurs Group の頭文字をとったもので、同時に商工会議所青年部の持つコンセプト「若さ・情熱・広い視野」を持った経営者 =Youth Energy Generalistを表している。

ヒトがつながる

マホー工業(株)
五十嵐 亮

七尾に戻ってきて全く知り合いがいませんでしたが、入会していろいろな方と出会いました。様々な情報を共有できる仲間が増え、仕事もプライベートも充実しています。

マチとつながる

川森工業
川森 孝一

YEGは、若き経営者が集まる場所です。会員になるメリットは、様々な職種の仲間ができることです。イベントや行事に参加することで生まれる会員同士の友情、絆は入会一番の魅力です。

(株)御祓川
森山 奈美

一人では絶対に成しえない事業を地域の経営者の皆さんと共に実行でき、未来に向けて具体的な連携が生まれることにワクワクします。地域をつくるのは、我々事業者のチャレンジです。その一端に関わることができてとても嬉しいです。

経験に生きる

丸一観光(株) 代表取締役
木下 徳泰

全国のYEGとの繋がり

七尾YEGをベースに石川県連YEG、北陸信越ブロックYEG、日本YEGと出向する機会をいただきました。日本YEGでは副会長に任命されました。全国には日本を支えるあらゆる業種の仲間がいます。会社の大小に関わらず忌憚なく話をする仲間と出会うことは、大きな発見と可能性に満ちた「これからの自分」を作る大きな糧となります。
自分の事業を大きくしたいという夢を実現する方法や考え方もその出会いにより育まれてきたように思います。日々悩み答えを出さなければいけない時、振り返ると七尾YEGや全国のYEGの仲間たちがいつも私を支え、背中を押してくれました。YEG入会を考える皆さんにも、笑い楽しみながらお互いを高めあえる素晴らしい仲間との出会いを手に入れて欲しいと願っております。

ヘアーマジック舞夢 代表
濱岸 喜代美

ジュニアエコノミーカレッジ
の体験を通して

七尾YEGの代表的な事業の一つに、小学生を対象としたジュニアエコノミーカレッジという事業があります。「あなたは未来の大社長」というキャッチフレーズのもと地域の未来を担っていく人材を育成するために、小学生に株式会社を立ち上げさせ、商売の楽しさ・難しさ・達成感などを感じてもらうというものです。私は初めての実行委員長をさせていただきました。委員会ではメンバーが連日連夜集まり、学校・保護者にこの事業の目的を理解してもらい参加を募り、半年間の事業に取組みました。この活動は子どもたちばかりではなく私たちメンバーにも大きな気付きをもたらし、メンバー同志の大きな絆も生まれました。同士であり友達であり親友たちに出会えた七尾YEGは、私にとっての一生の宝です。

瀧の川運輸(株)
瀧川 嘉明

七尾YEGの事業を通して
自身の事業化に

2019年に七尾YEGで障がい者の就労について学ぶ事業を開催しました。障がい者の主な仕事は内職ですが、工賃が安く十分な給与を得られない現状がありました。障がい者の子を持つ親御さんには、可能な限り自立して生活を送ってもらいたいという願いがありました。私に出来ることはないかと考えた時、七尾YEG内で仕事を探してあげることだと思い、一般社団法人ななお・なかのと就労支援センターを立ち上げました。翌年には七尾市と中能登町の広報にも取り上げていただき、周囲の方々からも取組みが評価され大きな反響がありました。このような活動が出来るのもYEGに入会したお陰だと思います。今後もこの活動を続けて参りますので、協力・応援の程、宜しくお願い致します。YEGに感謝。

年間行事

ジュニアエコノミーカレッジ

子どもたちに商売を通して、自ら決め、行動し、結果を出す体験をさせ、未来の七尾を担う人材を育成する起業教育プログラムを実施しています。

お楽しみ会員交流会

家族参加のクリスマス会、メンバー同士の忘年会、サッカーやボーリング、ゴルフコンペなど楽しい交流会を行います。

他団体事業

他団体の方々をお招きし、様々な目線から七尾の未来について交流例会を行います。

講師例会

地域創生の根幹は、地域企業の発展にあります。講師を招いて「気付き」や「きっかけ」を得ていただけるような有意義な例会を実施します。

総会

総会は新年度の会長・役員の承認と七尾YEGの第一歩として新たな未来への想いを共有します。

卒業式

卒業という新たな門出を大勢で祝います。たくさんの絆や今後の商売や人生に欠かせない仲間はYEGの財産です。

定例会

当該年度の会長の想いに沿った事業を委員長主導で月に1度、 様々なテーマで定例会として実施しています。 大勢のメンバーが一堂に会すので会員同士の貴重な交流の場に もなっています。

委員会

入会後は委員会に所属し、月に1回会議を行います。それぞれの委員会が任されている事業などを円滑に遂行するため、過去の事例をもとに新しいアイデアを織り交ぜながら具体的方策を立てます。ひとつの事業を成功させるごとに委員会の結束力が強まり、全体の組織力向上つながっています。